昨年度末に、虐待防止委員会・サービス向上委員会・人権倫理委員会の主催で、
「虐待防止研修会」を行いました。
昨年度から、虐待防止委員会(身体拘束適正化委員会と一体)の設置が義務化されましたが、
閑谷福祉会では、虐待防止委員会設置以前から、人権に関する研修会を年1回実施してきました。
今回は、「障害特性の理解が虐待防止につながる」をテーマに、
おかやま発達障害者支援センター所長:新谷義和氏をお招きして、
「自閉症スペクトラム障害の理解」について、約1時間講義をしていただきました。
講義後に、事例について講師にアドバイスを頂きながら、
各グループでディスカッションを行い、ストラテージシートを作成しました。
「虐待防止、身体拘束適正化」という言葉を聞くと、
身構えてしまって、なんだか難しく感じてしまいそうですが、
今回のように障害特性の理解を進める事や、一人で悩まずに周囲に相談して解決につなげる事が
とても大事であると改めて感じる事が出来たのではないでないでしょうか。
日々自身の支援を振り返ること。
周囲に相談すること。
周囲の意見に耳を傾けること。
少しずつ、自分でできることを続けていきましょう!
今回、30名定員で企画していましたが、参加希望者が倍の60名に達したことから、
急遽、ハイブリッド形式の研修に切り替えさせていただきました。
オンラインの不具合などで、一部参加者の方にはご迷惑をおかけいたしました。
今年度は、対面形式のみの研修が実施できると思います。
障害理解を進めて、虐待のない働きやすい職場つくりをしていきましょう!